屋上2

屋上のタンクと隔壁との細い空間で、僕は狂ったように君に挿した。
 
 
こんな窮屈な態勢は何時振りだろう。僕は意識の片隅でそんなことを思っていた。
 
ふと高校のトイレが頭に浮かんだ。
 
 
君をタンクに押しつけるのはかわいそうだったけれど、僕はどうしてもそうしたかった。
 
苦しそうに喘ぐ君をまじまじと見ながら、僕は自分だけのことを考えていた。