2002-06-01 屋上2 屋上のタンクと隔壁との細い空間で、僕は狂ったように君に挿した。 こんな窮屈な態勢は何時振りだろう。僕は意識の片隅でそんなことを思っていた。 ふと高校のトイレが頭に浮かんだ。 君をタンクに押しつけるのはかわいそうだったけれど、僕はどうしてもそうしたかった。 苦しそうに喘ぐ君をまじまじと見ながら、僕は自分だけのことを考えていた。