お風呂場血まみれファック

 たららんたららんたららんらんたららんたららんらんらららららんお風呂が沸きました。給湯栓を閉めてください。ノーリツの給湯器がうきうきした声で僕にそう言う。僕はキーボードの上でわきわき動く手を止めて、彼女の言うとおり風呂場へ行き赤い色のついた蛇口を閉める。少し開いた蓋をきっちり閉めてキッチンへ戻る。給湯リモコンの風呂ボタンを解除する。お風呂の設定を解除しています。律儀に給湯器の中の彼女が言う。程なくして風呂ボタンが消灯し通常モードに変わる。
 狭い脱衣所で服を脱ぎ、小さなタオルを持って風呂場へ入る。赤い蛇口を捻るとシャワーヘッドから赤い湯が勢いよく噴射。これ黒かったらダークウォーターなのになと思う。赤い湯は僕の体を伝い、陰茎などが血まみれになる。血の匂いが鼻につく。血の匂いがするね。と僕が言うと、彼女がよがってだからやだって言ったじゃないとさして嫌そうでもない声を出す。僕はその声に興奮してさらに腰を突き動かす。水色のロータが赤く染まり、僕も彼女も真っ赤になる。彼女は絶叫する。僕はこの状況が可笑しくて可笑しくて笑いが止まらない。彼女はさらに絶叫する。血の匂いがする。